スクロール考察その1

アドオンの正式リリースが待ち遠しいので、スクロールに対して思っていることをメモしていくことにしました。


とんでもない偏見と間違った解釈だとしても、言い切りたいと思います。

まずは今のスクロールができた自分なりの仮説。


時代はCRT/ブラウン管が出発点です。白と黒の時代からカラーまで。
macマッキントッシュだった頃もCRTだったので、CRTはコンピュータができてからの付き合いのはず。(その前はパンチ紙で会話していたのかも)


CRTには焼きつきという問題がありました。同じ画面を表示し続けると、画面を表示する機能が失われてしまいます。(それを防ぐために、スクリーンセイバーという機能も生まれました)


スクロールもCRTの焼きつきを防ぐために今の形になったのではないかと考えています。スクロールすれば、同じ画面でも少しずれるため、焼きつきの防止になります。


そんな昔の制約に縛られた機能が今も残っているのがスクロールなのだと考えています。(キーボードのキー配列と同じです。)

今のスクロールの地位を確立したもの


それは映画です。エンドロールは今のスクロールと同じです。
きっと昔は、OHPみたいなもので手動でくるくる回してエンドロールを表示していたはずです。それが今も残っています。


#ただ、映画を見終わった後にあのエンドロールを見ながら感動するのは不思議です。
#どんな形でもいつか載りたいと思ったものでした。(裏方的な意味で)


中でも特に影響があるのはスターウォーズ。あの文字が流れていくプロローグです。
最初も最後もスクロールしてます。スクロールは芸術的には良い方向なのだと思います。表現上は、です。


スターウォーズは好きですが、プロローグは嫌いです。あそこに書いてある文字を一回で読めたことがありません。ここで、「スクロールは、人が文字を読むのには不適切なもの」と感じるきっかけをくれたのです。


スターウォーズはスクロール界のダークサイドです。”
スターウォーズはスクロール界のダークサイドです。”